平成24年度
創立142周年

 平成21年度から薩摩川内市全域で本格実施されている連携型の小中一貫教育。その目標は
 ○ 小中学校間のより円滑な接続を図り,学習指導上・生徒指導上の課題を解決するとともに,
   教職員の意識の変革や指導力の向上に向上に資する。
 ○ ふるさと薩摩川内を知り,理解し,愛するとともに,将来にわたってふるさとを誇りに思う子ど
   もを育成する。
 そのための方策として「4・3・2制」の教育段階の在り方や新教科「ふるさと・コミュニケーション科」の充実,さらには小学校英語活動の充実など,それぞれの中学校区において特色のある一貫教育が推進されています。
 本校は水引中学校区に属し,湯田小学校・水引小とともに四校で研究を進めています。その概要は以下のとおりです。


○ 中期合同学習

 水引中校区の5年生・6年生・中学1年生が集まり,各校区の史跡巡りをしました。自分の校区を知ることと・同じ校区の仲間をつくること等を目標にして実施しています。今後,さらに深まりのある活動にしていく予定です。

○ 中期合同学習

 本校は高城西中学校校区として昨年度まで活動していました。水引中校区へ再編されても近隣校として湯田小の児童がいっしょに活動しています。薩摩川内市綱引き大会や修学旅行も合同で行い交流を深めています。

○ 英語学習

 平成23年度から小学校高学年で完全実施される外国語活動ですが,本校では低学年10時間,中学年25時間,高学年35時間の英語活動を行っています。毎月2回のペースでALTの先生にお越しいただいて,生の英語を耳にしたり,2カ月に1回のペースでゲストティーチャーにお越しいただいて,コミュニケーション能力を身に付けるための楽しい英語活動を実践したりしています。

○ ふるさと・コミュニケーション科

 薩摩川内市で新教科として生まれた「コミュニケーション科」。今年度から「ふるさと・コミュ二ケ―ション科」として実施しています。総合的な学習の時間から分離して教科化されました。本校では「水」をテーマとして,近くの川の調査に出かけたり,田んぼで稲を育てたりして,人間として必要な「コミュニケーション能力」を身に付ける学習を展開しています。