校区の自然
   愛宕山(高岡嶽・神籠山)
   神籠山上には,後世愛宕神社が奉祀して,毎年盛大な愛宕祭が民間行事として行われていた。神籠山頂上にはストーンサークルがある。このストーンサークルは,長径8メートル,短径4メートルの楕円形に21個の巨石が密着させて廻らされている。人工的に並べられた巨石中最大のものは,幅1・5メートル,高さ80センチもあって,数人ぐらいではとても動かし得ない。サークルの外廓に愛宕神社の石祠があるが,祠を取り巻く巨石まで入れると石数33,その外1個数十トンもあろうかと考えられる巨巌2個まで算入すると35個でなるストーンサークルである。もちろん巨巌は自然のままのものであろう。石祠を含むサークルの長径は10メートルとなる。石祠は,明和7年建立のもので,祠前には,毎年の愛宕祭に奉納した鉄製三叉の矛数十個が風雨にさらされている。愛宕神斎祀後まだ200年にも満たないが,この環状列石は何時の世かわからない古い時代の人々が斎祀の神籬(ひもろぎ)として築いたものであろう。(入来町誌より引用) 
 (夕焼けにそまる愛宕山)
 後川内川
 (原公民館前)
 (蒲生原商店裏あたり)