校区の文化財

神 社・城 跡
鷹之巣神社 伝説では,この神社で育った三羽の鷹ノ子が飛び立ち,1羽は,入来地域内清浦にある鷹子岳に,鷹ノ子神社として祀られ,2羽は,串木野市(現在のいちき串木野市)の羽島の羽島崎神社に祀られているとされている。また,境内にある「イチイガシ」と「ナギ」の古木は神木として歴史の古さを物語っている。(入来町誌より引用)
川床城跡
(日枝山王社)
朝日城とも称した。この城には永禄年中に入来院重嗣の家臣種田秀縄が居城したが,永禄12年(1569年)12月27日,蒲生新留越に敵ありと聞き,秀縄自ら馳せ向かう途中で伏兵に遭い,戦死した。時に26歳。今も新留越に種田塚という古墓がある。川床城跡には,今も中世以来の日枝山王社がある。この城の城門,朝陽門の名前が朝陽小学校の名前の由来と言われている。(入来町誌より引用)
菅原神社 祭神は,菅原道真。菅原天神の創建は南北朝時代。応永9年(1402)に渋谷重頼が再興した棟札があったといわれる。県下に100カ所ばかり現存するモイドン(森殿;森を聖地とする神社以前の信仰)との関係もあると言われている。蒲生原地区の産土神として尊信され,昭和7年改築の社殿が現社殿である。
(朝陽校区には,たくさんの橋がかけられています。)
新大橋 眼鏡橋と通称される切石積の石橋で,明治42年(1909)年4月竣工。橋長は,24.0m。

○ 国登録有形文化財(平成16年11月8日指定)
 この橋は,後川内川に架けられており,県道蒲生線(現在の川内 加治木線)の開通に伴い寄付金を集めて,当時の工費250円にて架橋されました。
 昭和34年(1959)3月には,自動車等の普及による橋の拡幅工事が行われました。また,近くにある記念碑は,正面に由緒が記され,両側面と裏面に建設資金の寄付者がしるされています。

 また,記念碑の碑文には,入来出身の文学家であり,書家でもある重永紫雲山人の名が記されています。
田の神像(朝陽校区には,たくさんの田の神像があります。)
川床の田の神 天貴美の田の神
(川床の田の神)
背石型・笠冠り・着物・股引・杓子持
総高112cm
1798年(寛政10年造立)
松下田の田の神 松下田の田の神 この田の神像は元文二年(1737年)10月に造立されたものですが甑のシキをかぶり,袴の裾を引きしぼり,メシゲ(しゃもじ)を持つという型の田の神像としては,入来で最初に現れたものです。
(田の神像横に立つ,案内板文章より引用)
市野々の田の神 市野々の田の神U 1919年(大正8年造立)
市野々の田の神 市野々の田の神V 1808年(文化5年造立)
市野々の田の神 市野々の田の神T 1808年(文化5年造立)
原の田の神 原の田の神 1775年(安永4年造立)

地域紹介