太郎太郎踊り

 3月3日(日),午前10時から高江の南方神社で『春の大祭』が行われ,祭事のあと『太郎太郎踊り』が奉納されました。高江にある川内川の長崎堤防築堤により,326年前に高江新田300町歩が誕生した頃から五穀豊穣と安産を祈願するために奉納したと伝えられています。安産祈願は生産・繁栄の象徴として,過酷な農業の労働力確保のための祈願ではないかと考えられています。昭和37年10月24日に鹿児島県無形民族文化財に指定されております。あらすじは,怠け者の太郎に祖父と親父が,田打ちをさせるために「牛を連れてこい(うしょひいてけー)」という掛け合いが演じられます。校区の峰山小学校の5,6年生が,木製の鍬で田打ちを演じます。今年は,前日の暖かさにくらべると少し寒い中でしたが,元気いっぱいの農耕劇に訪れたたくさんの観客も笑顔と元気をもらいました。

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