太郎太郎踊り

 3月4日(日),午前10時から高江の南方神社で『春の大祭』が行われ,祭事のあと『太郎太郎踊り』が奉納されました。五穀豊穣と安産祈願を目的に行われるもので,昭和37年10月24日に鹿児島県無形民族文化財に指定されて50年になります。高江にある川内川の長崎堤防築堤により,325年前に高江新田300町歩が誕生した頃からの奉納と推測されている農耕劇です。あらすじは,怠け者の太郎を中心に祖父と親父が,田打ちのために「牛を連れてこい」との掛け合いが演じられます。校区の峰山小学校の5,6年生も木製の鍬で田打ちを演じました。昨年は,小雨の降る寒い中でしたが,今年は雨も降らずに寒さもそれほど厳しくなくて快適でした。

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