里町紹介

1 甑島の表玄関里町
















【里村のトンボロ地形】
 @ 甑列島の北端,上甑島の北東部に「トンボロ」と呼ばれる特殊な地形があり,里町の中心はこのトンボロ
  の上に集まっている。(トンボロとは,海を隔てた島が沿岸流でできた砂州で結ばれた陸繋島)玉石積みの
  武家屋敷跡の通りも残っている。(鹿児島新百景)  
 A 隣町(上甑町)との境には,遠目木山,泉林山,牟礼山が東西に連なり,急斜面地が段々畑となり,水田
  は山麓から平坦地に広がっている。
 B 海上交通は,串木野・甑島間を「フェリーこしき」(645t),高速船「シーホーク」(304t)で,最初の寄港地
  が里港である。今年11月には新しいフェリーが就航する予定で,フェリーによる日帰りができるようになる。
 C 里町は戸数622戸,人口1535人の静かな農漁村である。(H14年1月現在)

2 観光の里
 @ 甑島を訪れる観光客の数は年々増え,特に夏季は町の人口がかねての2倍以上にもなる。「甑島館」
  (平成8年オープン6階建て温泉完備)のほか,旅館・民宿,市之浦海水浴場,キャンブ場は,清らかな
  空と海を求めて訪れた人々でにぎわいを見せる。平成9年から半潜水艇「きんしゅう」が海中観光も行う。
 A 東の海には野島,近島,沖の島等の無人の島々が点在し,四季折々に島巡り,磯釣り,貝採りなど自
  然と遊ぶ格好の場である。
 B 西の海には「長目の浜」がある。須口池からなまこ池まで大小4つの池が並び,約4キロメートルに及
  ぶ玉石の海岸線が海と池を隔てている景観は,実に素晴らしい眺望である。(鹿児島新百景)
 C 甑島に自生している「鹿の子百合」は,およそ100年前から栽培が始められ,今では品種改良も進み,
  新品種「スターカザール」や質のよい「鹿の子百合」の栽培に力を入れている。7月の頃になると,畑をはじ
  め野山や庭先に可憐な百合の花が咲き乱れ,甘い芳香を漂わせ,冬はアロエの赤い花が咲く。
 D 南側の山頂には,九電による風力発電所が設置され,平成2年から運転操業されている。九州では2
  番目のもので,120戸数程度の電力をまかなえる。

【鹿の子百合】

【長目の浜】