明けましておめでとうございます。

 冬休みが終わりました。14名全員が元気で,しかも笑顔いっぱいで登校し,
3学期を迎えることができました。

 冬休みはどのように過ごしましたか。2学期の終業式の時,皆さんに「どん
な宝物を持っていますか」「心に残るすばらしい宝物を作ってください」と言い
ましたが,宝物ができたでしょうか。きっと,冬休みは,親戚のお家に行ったり,
地域の行事に参加したりして,年末・年始のいろいろな行事や習慣を経験しな
がら,その意味やよさを味わったことと思います。

 地域で鬼火たきがありました。どうして鬼火たきをするのでしょう。知っている人はいますか。鬼火たきでは,竹を燃やしますね。パチパチという音がしますが,その音が悪い鬼を追い払ってくれるそうです。皆さんの心の中にも,「寒いから嫌だ」「疲れたからしたくない」「面倒だから」など悪い虫はいませんか。鬼火たきで悪い鬼を追い出せるといいですね。

 今日から3学期がスタートしました。3学期は,1年の中で一番短い学期ですが,しかし,大事な学期であります。今の学年のまとめをしなくてはなりません。学習はもちろん,今の学年で頑張るぞと決めたことがしっかりできているか確かめながら,できていない人はさらに頑張らないといけませんね。
   
 さて,みなさんは「あい」と聞くと,何を思い浮かべますか。「愛」を思い浮かべる人が多いと思います。この「愛」は,「好きです」とか「愛してます」ということですね。今日は,この「合い」について話をします。「合い」のつく言葉には,どんなものがありますか。「話し合い」「助け合い」「支え合い」「励まし合い」「認め合い」「競い合い」「学び合い」などがあります。この「合い」は一人ではできませんね。みんなで力を合わせてできるものなのです。勉強もこの「合い」があるから,いいのです。一人で考えるより,みんなで考えた方がいろいろな考えが出てきますね。お互いに,意見や考えを出し合って,いい答えが出せるのです。また,2月にあるなわとび名人大会なども,「励まし合ったり」「競い合ったり」するから,頑張れるのです。「友達に負けないように練習をしよう」とか,「最後まで頑張ろう」というのも,この「合い」があるからですね。それから,一昨年の3月11日に起きた東日本大震災でも,またいろいろな災害が起きたときなど,みんなで助け合い支え合って,頑張ってらっしゃいますね。すばらしことだと思います。

 でも,この「合い」はどうでしょう。「けなし合い」「文句の言い合い」「足の引っぱり合い」などはどうでしょう。自分と違う考えだから文句を言ったり馬鹿にしたり,気に入らないから邪魔をしたり,仲間はずれにしたりするのは,どうでしょう。嫌な気分になったり,やる気もなくなったりしますね。こんな「合い」は,よくないですね。みんなで,助け合ったり,認め合ったりする「合い」をたくさん増えてくると,「愛」もいっぱいになると思います。大馬越小学校もすばらしい学校になると思います。

 それでは,先生方もみんなのために一生懸命頑張ります。
皆さんも一人一人の花を咲かせるためにも,元気で頑張ってください。

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校長室だより

平成25年1月8日 始業式講話より