川内市立水引中学校におけるインターネット利用に関する校内規約 | ||
平成12年3月23日作成 川内市立水引中学校 | ||
本インターネット利用規約は,川内市教育委員会の定めたインターネット利用規約に基づいて作成しました。また,作成にあたっては,先進的に取り組まれている東京都目黒区立第六中学校の規定を参考にさせていただきました。使用を快諾してくださった第六中学校には感謝申し上げます。 | ||
本規約のねらい インターネット利用の基本 インターネットの主な利用形態 インターネット利用における注意点 個人情報の発信とその範囲 教師における指導の徹底 セキュリティ 管理責任 リンク インターネット利用規約の見直し ホームページ上での規約の明記 |
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(本規約のねらい) | ||
1 | この規約は,薩摩川内市立水引中学校(以下「本校」という)におけるインターネットの利用に関し,必要な項目を定めるものとする。本校はインターネットの利用に際し,以下に定める規約に基づき,運用するものとする。 | |
(インターネット利用の基本) | ||
2 | 本校においてインターネットを利用するにあたっては,生徒及び関係者の個人情報の保護に努めるとともに,生徒の情報活用能力の育成を図り,開かれた学校の推進,国際理解教育の推進,総合的な学習の推進等,教育課題の推進に寄与するよう努めなければならない。 | |
(インターネットの主な利用形態) | ||
3 | インターネットの主な利用形態は,次の各項に定めるものとする。 | |
(1) | 情報の発信 各教科や領域における生徒の学習事項のまとめや学校紹介等を,学校のホームページで発信する。ホームページ公開の目的については,川内市教育委員会が定めるインターネット利用規約(以下「市の規約」という)に準ずる。 |
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(2) | 情報の受信 学校のホームページに対する意見等を電子メールや電子掲示板で広く一般から受信する。 |
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(3) | 情報検索及び収集 ホームページ,電子メールを使用して,学習に関連する情報を検索・収集したり,関連する質問を送り,回答を得たりする。 |
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(4) | 教材作成 ホームページ,電子メールを使用して,授業で活用できる文書データや画像データ等を収集・加工して,教材づくりに活用する。 |
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(5) | 国内及び国際交流 ホームページ,電子メール,電子掲示板を使用して,国内の学校や海外の都市・学校等と通信を行い,交流する。 |
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(インターネット利用における注意点) | ||
4 | インターネットは世界中に広がるコミュニケーションネットワークであることを念頭におき,その特性を考慮しながら利用しなければならない。 | |
(1) | ホームページ ページを作成する際には,不特定多数からの閲覧ができることを考慮し,個人に不利益となる情報が流失したり,人権を侵害することがないようにする。また,誤解を生じることがないよう,表現には十分気をつける。 他者の著作物を自分のページに掲載する場合は,事前に著作者に了解を得たうえで,著作物の出典の明示,自分の著作物と引用部分の区別などの注意を十分守る。本校のホームページにおいても,本校の著作物であるので,その旨をトップページに明記する。 |
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(2) | 電子メール 基本的には通常の手紙と同じであるので,誤配送がないよう,宛先をまちがえないようにする。また,文字による伝達手段では細かいニュアンスが伝わりにくいので,誤解を生じることがないよう,文章表現には十分気をつける。 相手の人権を侵害するような嫌がらせ,脅迫めいた内容の電子メールは絶対に発信しない。また,そのようなメールを受信した場合は,市の規約に基づいて対処する。 相手が電子メールを受信する際の環境が判別できない場合は,必ずテキスト形式で送信する。 電子メールアドレスの発行,管理・運用については,市の規約に準ずる。 |
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(3) | 電子掲示板 電子掲示板は不特定多数の参加者へ開かれた空間であるので,個人のプライバシーに関する話題や他人を中傷するような人権侵害に関わる記述,噂などの参加者をいたずらに惑わすような記述等は絶対に避ける。 情報を掲示する参加者は記載する内容に責任を持ち,発言する。その際,記載者が不利益を被ることがないようにする。 掲示板に参加する際の記載者の名称については,市の規約に準ずる。 |
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(個人情報の発信とその範囲) | ||
5 | インターネットを利用して生徒の個人情報を発信する場合は,本人・保護者の同意を前提としながら,教師の指導のもとに発信するものとする。また,生徒・保護者の同意の上で発信した情報であっても,後日発信を取り下げる要望があったものについて,ホームページ上での公開等で削除できるものは,削除する。 | |
6 | インターネットで発信する生徒の個人情報の範囲は,次の各項に定めるところによる。 | |
(1) | 個人名 原則として個人を特定できるような名称は使わない。但し,教育上必要がある場合には,この限りではない。 |
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(2) | 生徒の作品・意見・主張等 生徒の作品・意見,考え,主張等については,教育上の効果が認められる場合において発信することができる。その際,個人情報の流出や人権侵害がないよう,十分配慮する。 |
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(3) | 写真 生徒の写真を使う場合は,教育上特に必要な場合を除いて,個人が特定できないように配慮する。特に,顔写真と個人名が一致するようなことは避ける。但し,電子メール等で相手が特定される場合には,教育上の必要に応じて,個人写真を使うことができる。 |
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(4) | その他 住所,電話番号,生年月日,趣味・特技,その他の個人情報は発信しないものとする。但し,電子メール等で相手が特定される場合には,必要に応じて,年齢,趣味・特技等の自己紹介程度の個人情報を発信することができる。この場合においても,住所,電話番号,生年月日は発信しないものとする。 |
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(教師による指導の徹底) | ||
7 | インターネットを利用する場合には,他人を中傷しない,著作権,知的所有権の保護に配慮するなど,インターネット利用における基本的モラルに留意するとともに,生徒の情報モラルの涵養を図るものとする。 | |
8 | 生徒がホームページや電子メールで発信するデータや情報は,教師の確認を経て外部へ発信するシステムを構築する。 | |
(セキュリティ) | ||
9 | インターネットを利用するに当たっては,個人情報及びデータ等の保護に努めるものとし,セキュリティについては以下のことを徹底する。 | |
(1) | インターネットの特性を考慮し,教育上有害な情報の取り扱い等の指導を徹底する。 | |
(2) | 校内LANに接続する場合には,外部接続のコンピュータと校内LANとの間にLAN内のセキュリティを保護するための措置を講じ,外部から校内LANへの違法な侵入を防ぐようにする。 | |
(3) | 個人情報を含むデータは,十分にセキュリティ面を考慮したサーバに置くか,フロッピィディスク等のリムーバルな媒体に保存して管理し,外部のネットワークからアクセスできないようにする。 | |
(4) | コンピュータシステムに何らかの被害を及ぼす目的で作られたプログラム(コンピュータウィルス)の被害を予防するため,ウィルスを発見し駆除するためのソフトウェア(ワクチンソフト)による検査を定期的に実施する。 | |
(管理責任) | ||
10 | 本校の定めるサーバ内にある,本校のホームページに掲載された情報について,学校長は責任を負う。 | |
(1) | 学校長はインターネットの利用の適正を図るため,校内に情報活用教育推進委員会を組織し,その中に管理責任者を置くものとする。 | |
(2) | 管理責任者は,学校長の指導のもとに,学校のホームページ作成の管理をする。 | |
(3) | 情報活用教育推進委員会は,本校教職員の意見を採り入れながら,インターネットの接続に必要な環境の設定に努める。 | |
(リンク) | ||
11 | 本校のホームページに対する他からのリンクは,本校校長の同意の上であることをホームページ上に明記し,本校の著作権表示を明確にする。 | |
12 | 本校のホームページから他のページへのリンクは,教育的効果を十分配慮し,設定するものとする。教育上有害な情報等が含まれると判断されたページへのリンクは設定しない。 | |
(インターネット利用規約の見直し) | ||
13 | 学校教育におけるインターネット利用の進展に伴い,この校内規約に示した事項の見直しが必要な場合は,校内において十分な検討を経て,基準の見直しを行うものとする。 | |
(ホームページ上での規約の明記) | ||
14 | 本規約を学校のホームページ上で明記するものとする。 | |